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大切なのは「文字量」より「コンテンツの量(数)」
コンテンツの量、と聞いて何を想像しますか。文字量、それともコンテンツの数? どちらも大切ではあるのですが、フォスターがまず重視するのは、文字量ではなく「コンテンツの数」です。
どうして「コンテンツの数」が大切なのでしょうか。それはズバリ、書くことをクセづけるため。コンテンツ作りが軌道に乗るまでは、週に2回くらいの割合で発信し続けていくのが理想です。なお、文字数に関しては、はじめはあまり気にしすぎないようにしましょう。フォスターのコラムは1500文字前後で書いていますが、最初はもっと少なくてもかまいません。800字(原稿用紙2枚、Word約1ページ分)くらいの文字量を目標にしていきましょう。
コンテンツのネタは、意外と近くに転がっている
週に2回、ブログなどのコンテンツを作って運用していくとなると「内容が思いつかない」「すぐにネタ切れしそう」と心配になるかもしれません。でも、意外とネタはたくさんあるんです。
業界の常識がネタの宝庫!?
毎日社内で接している製品、その材料、ルーティンの社内業務……。自社では当たり前のことが、一般の人には全く知られていない(しかも興味深い)ことだったというのはよくあります。例えば飲食店なら調味料や家具へのこだわり、工務店なら扱っている材木の産地や加工時の工夫、製造業なら工場内の機械のことなどです。
自分が入社した時のことを思い出してみましょう。「会社のこの習慣に驚いた」「こんな秘密があってワクワクした」という記憶はありませんか? 会社(業界)に慣れる前に感じたことが、実は一般の人にはとても興味深いネタだったりするのです。
お客様からの質問に答えていく
日々寄せられるお客様からの質問や相談なども、ブログの題材には最適です。よくある質問を2~3個くらいピックアップして、回答とともに記事にしてみましょう。Q&A方式で箇条書きのように書くのもいいですね。ブログにやってくるお客様は、商品やサービスに興味を持っているので、反応もいいはずです。
「企画」と「文章」は別々に考えていこう
前回の記事でコンテンツ作りの理想人数は4人(企画、ライティング、ビジュアル、運用)が理想と書きました。でも実際には1人か2人で担当することが多いとなると、いくつかの仕事を1人が兼務することになります。そんなときは、ひとつずつの作業を別々に分けて考えましょう。あれもこれも一緒に考えてしまうと、結局進みません。
考えながら書かない!
何を書こうかしっかりまとまっていないうちからPCに向かうのはNGです。考えながら書かずに、考えをまとめてから書き始めるようにしましょう。まずは以下の内容をメモ書きするのがポイントです。
【考える内容】
・テーマ(何を)
・ターゲット(誰に向けて)
・ゴール(結論)
SEOを気にしすぎなくてOK
書く内容がだいたいまとまったら、いよいよ書いていきます。気になるのはSEOですが、単語や言葉選びばかりに気を取られてしまうと、内容が伴わず読みづらい文章になってしまいます。ですから、まずはSEOを気にせずに書き続けていきましょう。アップする頻度を高めていけば、SEOはその後ついてきます。
上手に運用するには
コンテンツマーケティングをうまく進めていくためには、まわりの協力も不可欠です。記事の内容については、ある程度担当者が責任と権限を持たせてもらえるようにしましょう。逐一上司に相談していると、確認に時間がかかってスムーズに進まなくなります。アップ後にみんなで読み返し、修正が必要ならばすぐに対応しましょう。その後も定期的に読み返して情報が古くなるなどしたら適宜新しい情報にアップデートするなどのお手入れが必要です。
頻度良く更新を続けていくと、自然とアクセスが増えて効果が出てきます。まずは週2回、半年間地道に続けていきましょう。